WEBデザイナーはWEBディレクターの部下では無い

web design 普段は、WEBデザインの仕事をしています。

多くのデザイナーがそうなるように、野心溢れる若い頃に制作会社でゴリゴリに働いた結果心身ともに疲れ切ってしまい、今は企業内で平和に定時帰宅できるインハウスデザイナーに転職しました。

仕事は非常に好きです。元々性格が細かいのと、何かを作って出来上がる瞬間が好きなのと、よりベストな方法を探すことが楽しめるので、自分では天職にありつけたように思っています。

WEBデザイナーをしていると言うと、ときどき「ディレクターを目指さないの?」と、ディレクターになることがステップアップという前提の質問をされることが時々あります。 これについては、デザイナー < ディレクターでは決して無いと考えています。

もちろん、デザイナー経由でディレクターになった方は、デザイナーにとって共感値が高い分、助かることも多いです。でも、案外少ない気がする。 学校卒業して直でディレクターになる人のほうが多い。またはマーケティング経由でディレクターとか。だから、ディレクターはデザインができない。 そうなると、上下ではなく、分担の関係性になります。

得意な人が得意なことをやる分担、が、仕事じゃなくても、いつだってとても健康的な関係性だと感じることが多いです。 社長だって、社長業が得意だからやってるだけで、社員より偉いわけじゃない、くらいに思っています。

ディレクターは、私の苦手なことをしている人。 私は得意なことをもっと得意になりたい。 そういった考えで、ディレクターになることを望むことはありませんが、素晴らしいデザイナーになることを目指して日々を過ごしています。